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新規上場会社情報 | 日本取引所グループ

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(1)

平成 29年3月29日 各 位

会 社 名 株 式 会 社 オ ー ク ネ ッ ト

代 表 者 名 代表取締役社長 藤 崎 清 孝

(コード番号:3964 東証一部)

問 合 せ 先 取締役執行役員

コーポレート部門統括 GM

田 島 伸 和

( TEL. 03-6440-2500

東京証券取引所市場第一部への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ

当社は、本日、平成29329日に東京証券取引所市場第一部に上場いたしました。今後とも、より 一層のご指導ご鞭撻を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

なお、平成2912月期(平成29年1月1日~平成291231日)における当社グループの業績予想は 以下のとおりであり、最近の決算情報等につきましては別途のとおりであります。

【連 結】 (単位:百万円・%)

決算期

項 目

平成 29 年 12 月期

(予想)

平成 28 年 12 月期

(実績)

平成 27 12 月期

(実績)

対売上 高比率

対前期 増減率

対売上 高比率

対売上 高比率 売 上 高 21,346 100.0 6.8 19,983 100.0 19,299 100.0 営 業 利 益 4,044 18.9 0.1 4,041 20.2 4,201 21.8 経 常 利 益 4,114 19.3 0.0 4,115 20.6 4,263 22.1 親 会 社 株 主 に 帰 属 す る

当 期 純 利 益 2,309 10.8 5.8 2,183 10.9 1,868 9.7

の れ ん 償 却 前

親 会 社 株 主 に 帰 属 す る

当 期 純 利 益

3,270 15.3 4.0 3,145 15.7 2,845 14.7

1 株 当 た り 当 期 純 利 益 89円68銭 9077 90 円 58 銭 1 株 当 た り 配 当 金 ―(注)3 0円00銭 0円00銭

(注) 1. 平成 27 年 12 月期(実績)及び平成 28 年 12 月期(実績)の1株当たり当期純利益は期中平均発行済 株式数により算出しております。平成 29 年 12 月期(予想)の1株当たり当期純利益は公募による新株 式発行株式数(700,000 株)及び自己株式の処分株式数(1,500,000株)を含めた予定期中平均発行済株 式数により算出し、オーバーアロットメントによる売出しに関する第三者割当増資分(最大 723,000 株)は考慮しておりません。

2. 平成 28 年7月31日付で、普通株式1株につき 20 株の株式分割を行っております。上記では、平成27 年12 月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算出しております。 3. 当社は、株主に対する利益還元を経営上の重要課題と認識しております。平成29年12月期(予想)につ

いては配当を予定しておりますが、具体的な配当金については現時点では未定であります。

4. のれん償却前親会社株主に帰属する当期純利益は、親会社株主に帰属する当期純利益にのれん償却額(販 売費及び一般管理費)を足したものです。

5. 平成29年2月14日開催の取締役会において承認された平成28年12月期 (平成28年1月1日~平成28 年12月31日)の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大 蔵省令第28号)に基づいて作成しておりますが、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査 は未了であり、監査報告書は受領しておりません。

(2)

【平成 29 年 12 月期業績予想の前提条件】 (1)当社グループ全体の見通し

平成 28 年 12 月期における我が国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策の効果により、大手企業を中心とした 投 資活 動や雇 用情 勢、所 得環境 の改 善が続 く等 、緩や かな回 復基 調で推 移し ました 。しか しな がら、 中国 をはじ めと する新興国等の景気減速、英国の EU 離脱問題、米国の政権移行後の金融政策等、世界経済は依然として先行き不透明 な 状況 となっ てお ります 。この よう な環境 のも と、当 社グル ープ の四輪 事業 では、 成約率 の高 い高年 式・ 低走行 車両 の 流通 に重点 を置 き、市 場シェ アの 向上に 注力 、デジ タルプ ロダ クツ事 業で は、海 外バイ ヤー の新規 獲得 強化に よる 更 なる オーク ショ ン流通 の拡大 及び 中国に おけ る中古 スマー トフ ォンの 下取 流通の トライ アル を開始 、そ の他情 報流 通 事業 のうち 、中 古バイ ク事業 は、 小売支 援サ ービス の利用 促進 強化に よる 会員獲 得強化 、花 き(切 花・ 鉢物) 事業 は 、物 流サー ビス 強化に よる流 通量 の拡大 強化 、ブラ ンド品 事業 は、海 外バ イヤー の新規 獲得 強化、 取扱 商材の 増加 による流通量の拡大に取り組んで参りました。

このような状況のもと、平成 29 年 12 月期の業績は、四輪事業及びその他情報流通事業においては、国内市場が引 き 続 き 安 定 し て 推 移 す る と 予 想 し 、 デ ジ タ ル プ ロ ダ ク ツ 事 業 は 、 海 外 需 要 の 拡 大 が 見 込 ま れ る こ と か ら 、 売 上 高 21,346百万円(前期比6.8%増)、営業利益4,044百万円(同0.1%増)、経常利益 4,114 百万円(同0.0%減)、親会社株 主に帰属する当期純利益 2,309 百万円 (同 5.8%増)と予想しております。また、のれん償却前親会社株主に帰属する 当期純利益は3,270百万円(同4.0%増)と予想しております。

(2)業績予想の前提条件 (売上高)

当社グループの事業内容は、以下の 4 つのセグメントで構成されております。

① 四輪事業

当事業は、主に、当社が提供する中古車オークションサービスである TV オートオークション(TVAA)、共有在庫市 場、ライブ中継オークション、㈱アイオークが提供するWeb 入札サービス及び㈱AISによる中古車及び中古バイクの車 両検査サービス等で構成されております。

※1.「TVAA」とは「Television Auto Auction」の略記で、当社が事業者向け(会員制)に提供する ネットワーク型の中古車オークションサービスのことです。

※2.「共有在庫市場」とは、当社の会員が所有する展示車両を会員間で取引する市場のことです。

※ 3. 「ラ イブ 中継 オー クショ ン」 とは 、当 社が 提携 する現 車オ ーク ショ ン会 場( 現物の 中古 車等 を集 めて オーク ションを開催する事業者向けの会場)をリアルタイムで接続するサービスのことです。

※4.「Web 入札サービス」とは、当社子会社の㈱アイオークが、業者間取引の市場とシステム接続を図り、同社会 員および当社会員向けに、落札・出品・輸送等を代行して行うサービスのことです。

② デジタルプロダクツ事業

当事業は、㈱オークネットデジタルプロダクツが運営する、中古スマートフォン・中古 PC 等の中古デジタル機器の オークションで構成されております。

③ その他情報流通事業

当 事業 は、 ㈱オ ーク ネッ ト・モ ータ ーサ イク ルが 運営 する中 古バ イク オー クシ ョン 、㈱オ ーク ネッ ト・ アグ リビジ ネ スが 運営 する 花き( 切花 ・鉢 物) オー クシ ョン、 ㈱オ ーク ネッ ト・ コン シュー マー プロ ダク ツが 運営 するブ ランド オ ーク ショ ン( 時計・ バッ グ・ 宝石 ・貴 金属 ・絵画 等) と、 それ らの オー クショ ンに 関連 する サー ビス で構成 されて おります。

④ その他事業

当 事業 は、 カー 用品 等の ネット 販売 を主 たる 事業 とし ている ㈱ラ ンマ ート 、オ ーク ション シス テム の開 発及 び提供 を主たる事業としている㈱オークネット・アイビーエス、衛星通信サービス提供を主たる事業としている JBTV㈱、中 古 医 療 機 器 オ ー ク シ ョ ン の 運 営 を 主 た る 事 業 と し て い る ㈱ オ ー ク ネ ッ ト メ デ ィ カ ル 及 び 海 外 事 業 を 展 開 す る AUCNET HK LIMITED 及びインターネットを利用した車両運行管理システムを提供する「KITARO」事業等で構成されております。

(3)

売上高予想のセグメント別の前提条件は以下のとおりです。

【四輪事業セグメント】

売上高は、主にオークションの手数料等収入と月額会費収入で構成されております。

①手数料等収入

手数料等収入は、主に出品者から出品に応じて受領する出品手数料(TVAAにおいて受領)、成落札に応じて成約者 から車種に応じた価格を受領する成約手数料(主にTVAA、共有在庫市場において受領)、成落札に応じて落札者から 車種に応じた価格を受領する落札手数料(主にTVAA、共有在庫市場、ライブ中継オークション、Web入札サービスお いて受領)及び、車両検査に応じて受領する車両検査収入(車両検査サービスにおいて受領)により構成されます。

これらの手数料等収入は、事業ごとに予想していることから、以下、事業ごとに記載致します。 TVAA

出品手数料は、予想出品台数に予想出品料平均単価を乗じて算出しております。平成29年12月期の出品台数は、出 品対象会員の前期実績及び営業マンによるヒアリング内容を基にオークションのコーナー(オークションに出品される 車両や出品者ごとの区分)ごとに目標を設定しております。平成2912月期は、全国7ヵ所に開設したバリューアッ プセンター(オークション出品車の集積ヤード)を活用し、ワンストップサービス(検査・査定・車両成約額の向上に 繋がる車両加修・オークションへの出品手続き等の作業を一括して請け負う)の展開を拡大して参ります。出品会員で の成功事例(ワンストップサービス活用による下取り車の処分にかかる手間の削減や車両成約金額の向上等)を横展開 していくことで新規の出品会員を掘り起こすとともに、バリューアップセンターでの出品車両のみを集めたコーナーを 定期的に開催していくことにより、出品台数は、前期比5.3%増加すると予想しております。出品料平均単価について は平成28年12月期の実績が継続するものと予想しております。成約手数料及び落札手数料については、予想成落札台 数に予想成約手数料平均単価と予想落札手数料平均単価をそれぞれ乗じて算出しております。平成29年12月期の成落 札台数は、出品台数と同様にコーナーごとに目標を設定しており、上述の予想出品台数に平成2812月期のコーナー ごとの成約率実績を乗じて算出した合計値となります。成約率の高いコーナーの出品比率が上昇すると予想した結果、 成落札台数は、前期比14.6%増と予測しております。成約手数料平均単価と落札手数料平均単価は、平成28年12月期 の実績が継続するものと予想しております。

共有在庫市場

成約手数料及び落札手数料は、予想成約台数に予想成約手数料平均単価と予想落札手数料平均単価をそれぞれ乗じて 算出しております。予想成約手数料平均単価と予想落札手数料平均単価は、平成28年12月期の実績を勘案してほぼ同 水準となるものと予想しております。

予想成約台数は、当該市場に登録・掲載される車両に対する購入希望会員の予想商談申込件数に予想成約率を乗じ て算出しております。平成29年12月期の成約率は、平成28年12月期の実績が継続するものと予想しており、予想 商談申込件数は、平成 29年12月期より開始する子会社である㈱アイオークの会員や提携する他社会員への共有在庫 市場の車両登録機能提供の効果を踏まえて増加が見込まれることから、前期比11.6%増と予想しております。 ライブ中継オークション

落札手数料は、予想落札台数に固定の落札手数料単価を乗じて算出しております。

平成2912月期の落札台数は、現車オークション会場にけるライブ中継オークションの落札比率を前期並みと想 定 し て い る も の の 、 近 年 の 実 績 か ら 提 携 す る オ ー ク シ ョ ン 会 場 自 体 の 成 約 台 数 は 微 減 す る と 予 想 し て お り 、 前 期 比 0.5%減と予想しております。

Web入札サービス

落札手数料は、予想落札台数に予想落札手数料平均単価を乗じて算出しております。

予想落札台数は、予想される落札会員数に1会員あたりの落札台数を乗じて、予想落札会員数は平成28年12月期 の落札会員数実績に、平成29年12月期に刷新する会員向けWebサイトによる利便性向上の効果を踏まえて、平成29 年12月期末の会員数の増加率3.0%を乗じて、算出しております。予想落札手数料平均単価および1会員あたりの落 札台数は、平成28年12月期実績の平均により算出しております。

平成29年12月期の落札台数は、会員数増加による落札会員数の増加率(前期比3.0%)と、会員向けWebサイト の刷新による取引拡大の効果を踏まえて前期比5.6%増、落札手数料も同様に前期比5.6%増と予想しております。

(4)

車両検査サービス

車両検査収入は、予想検査台数に固定の検査料単価を乗じて算出しております。

平成29年12月期の検査台数は、前期において積極的な営業展開とキャンペーンが奏功し、検査台数が好調であった中 古車情報誌の認定検査を中心に総検査台数の拡大を見込んでおり、総検査台数は前期比4.1%増を予想しております。

②月額会費収入

主な月額会費収入は、TVAA 及び共有在庫市場のインターネット情報流通サービスであるオークネオステーションハ イパー(以下「ANS」といいます)の会員より受領する会費収入、ライブ中継オークションの会員より受領する会費収 入、Web入札サービスの会員より受領する会費収入で構成されております。

ANS

月額会費収入は、月額会費平均単価と予想される会員数を乗じて算出しております。月額会費平均単価は、月額会 費に応じた各プランの平成28年12月期の実績に基づく加重平均単価を用いております。

平成29年12月期末の会員数は、平成28年12月期末の会員数が市況の低迷や他社との競争激化により前期末より 微減となったことを踏まえ、今後も同様の市況が続くものと想定し、前期末比4.1%の減少を予想しております。 ライブ中継オークション

月額会費収入は、固定の月額会費単価と予想される会員数を乗じて算出しております。平成29年12月期末の会員数は、 平成28年12月期末の会員数が市況の低迷や他社との競争激化により前期末より微減となったことを踏まえ、今後も同様の 市況が続くものと想定し、前期末比0.6%の減少を予想しております。

Web入札サービス

月額会費収入は、固定の月額会費単価と予想される会員数を乗じて算出しております。

会員数は、会員店向け Web サイトの刷新による利便性向上の効果を踏まえて前期比 3.0%の増加を予想しております。 以上のことから、平成29年12月期における四輪事業セグメントの売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は、 前期比3.3%増の11,217百万円を予想しております。

【デジタルプロダクツ事業セグメント】

売上高の約9割以上は、中古スマートフォン等のオークション手数料等収入で占められておりますので、当該収入を 中心に記載致します。

手数料等収入は、オークションに出品する際のデータ消去や検品に係る作業収入と成約手数料及び落札手数料で構成 されております。

作業収入は、主要取引先へヒアリングした年間新品販売台数予想に予想中古品入庫比率約30%(前期実績4ポイント 増)と商品化率90%を乗じて算出された取扱台数予想に、固定の手数料単価を乗じて予想しております。中古品入庫比 率とは、主要取引先の新品販売台数に対する当社への中古品入庫数の比率をいい、中古スマートフォンの下取り認知向 上により下取り台数が上昇していることから過去実績を基に前期実績4ポイント増を予想しております。商品化率(入 庫した中古スマートフォンにおいて故障などにより廃棄する端末を除いた中古再生可能な率)は、前期水準で推移する と予想しております。成約手数料及び落札手数料は、上述の取扱台数予想に平成28年12月期の出品比率実績約27%を 乗じた台数を各グレード(中古スマートフォン等の品質に応じた区分)に前期と同比率で推移するとの想定で仕分けし、 グレードごとの固定手数料率を乗じて予想しております。

平成29年12月期においては、iPhoneのフルモデルチェンジが想定されることによる買い替え需要の増加を主因とし て、引き続き主要取引先の下取り・買取台数が増加すると予想しております。また、更なるバイヤー網拡大による買い 手の増加や、MVNO 事業者向けなど国内中古スマートフォン流通市場の拡大による取扱台数の増加が見込まれることから、 デジタルプロダクツ事業のセグメント売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は前期比10.4%増の6,052百万円を 予想しております。

(5)

【その他情報流通事業セグメント】

中古バイクオークション、花き(切花・鉢物)オークション、ブランドオークション共に、売上高は、主にオークシ ョンの手数料等収入と月額会費収入により構成されております。

①手数料等収入

中古バイクオークション

手数料等収入は、主に出品手数料と成約手数料及び落札手数料により構成されております。出品手数料は、予想出品 台数に予想出品料平均単価を乗じて算出しております。平成29年12月期の出品台数は、新規会員獲得による出品店の 入れ替え・増加により前期比6.9%の増加を予想しております。また、出品料平均単価は平成28年12月期の実績が継 続するものと予想しております。

成約手数料及び落札手数料は、予想成落札台数に予想成約手数料平均単価と予想落札手数料平均単価をそれぞれ乗じ て算出しております。予想成落札台数は、予想出品台数に予想成約率を乗じて算出しております。平成2912月期の 成落札台数は、高成約率が見込めるリース車両及び買取専門店からの出品誘致策を想定していることから前期比11.6% の増加を想定しております。

また、予想成約手数料平均単価と予想落札手数料平均単価については、平成28年12月期実績の平均単価が継続する ものと予想しております。

花き(切花・鉢物)オークション

手数料等収入は、予想取扱高に生産者ごとの固定手数料率を乗じて算出しております。平成29年12月期の取扱高は、 落札店から落札を希望する商材を事前に出品店に通知し、オークションへ出品してもらう運用を開始することにより、 成約単価が上昇することを見込んでおり、前期比2.1%増を想定しております。

ブランドオークション

手数料等収入は、主に出品手数料と成約手数料及び落札手数料により構成されております。

成約手数料及び落札手数料は、予想取扱高に会員区分毎に設定される固定成約手数料率と落札手数料率をそれぞれ乗 じて算出しております。平成29年12月期の取扱高は、大手買取店との連携を図ることや共有在庫の開始により高額商 材の出品が増加することを見込んでおり、前期比6.0%増と予想しております。また、出品手数料は、予想出品商材数 から予想成約商材数(前期の平均成約率実績を予想出品商材数に乗じて算出)を差引き、前期の出品手数料平均単価実 績を乗じて算出しております。平成29年12月期における出品商材数は、上述の施策による効果を踏まえて前期比 10.1%の増加を予想しております。

②会費収入

中古バイクオークション、花き(切花・鉢物)オークション、ブランドオークション共に、予想会員数に固定の月額 会費単価を乗じて算出しております。予想会員数については、既存会員数に平成28年12月期の実績を参考にした新規 獲得会員数の目標数を加算した上で、平成28年12月期の実績に基づく脱会会員数を控除して算出しております。この 結果、平成29年12月期の会員数は、中古バイクオークションは前期比同、花き(切花・鉢物)オークションは前期比 0.9%の増加、ブランドオークションは前期比18.8%の増加を予想しております。

以上のことから、平成 29 年 12 月期におけるその他情報流通事業セグメントの売上高(セグメント間の内部売上高 を含む)は前期比5.2%増の2,686百万円を予想しております。

(6)

【その他事業セグメント】

売上高は、主にカー用品等のネット販売、オークションのシステム開発及び提供、衛星通信サービス提供、中古医療 機器オークション、海外事業等で構成されております。

平成29年12月期につきましては、その他事業セグメントを構成する各事業が堅調に推移するとともに、特に海外事業 が伸長すると予想されることから、セグメント全体の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は、前期比13.0%増 の2,183百万円を予想しております。

(売上原価、販売費及び一般管理費、営業利益)

売上原価の主な内容は、オークションシステムサーバーのメンテナンスコスト、ソフトウェア償却費、システム保守に 関する外注費等が含まれております。予想する売上高及び前期実績に基づいて発生する費用を積み上げて算定しており ます。平成 29 年12月期における売上原価は、㈱オークネットデジタルプロダクツの売上増加に伴う業務委託費の増加 により前期比13.4%増の7,944 百万円と予想しております。

販売費及び一般管理費の主な内容は、人件費、販売促進費、業務委託費、のれん償却費等になります。人件費は、事業 拡大による人員増加を含むグループ全体の人員計画に基づいて算定しております。販売促進費は、主にサービス利用促進 のための企画等のPR費用や宣伝費用を積み上げて算定しております。業務委託費は、主にオークション運営に関する委 託費用を積み上げて算定しております。のれん償却費は平成20年に実施したMBO時に認識したのれんを10年間の定額法 により償却している金額(年額961百万円)を見込んでおります。販売費及び一般管理費は、人件費の増加や上場に伴う 経費の増加に伴い前期比4.7%増 の9,357 百万円と予想しており、この結果、営業利益は前期比0.1%増の 4,044百万円を 予想しております。

(営業外収益・費用、経常利益)

営業外収益は、持分法投資利益と貸倒引当金戻入額などを見込み、営業外費用は、支払利息や為替差損などを見込み、 それぞれ平成28年12月期の実績を考慮して予想しております。

平成 29年12月期における営業外収益は、前期比40.3%減の107 百万円、営業外費用は前期比63.9%減の37百万円 と予想しており、この結果、経常利益は前期比0.0%減の4,114 百万円を予想しております。

(親会社株主に帰属する当期純利益)

平成29年12月期の親会社株主に帰属する当期純利益は、実効税率低下の影響もあり、前期比5.8%増の2,309 百万円 を予想しております。

本資料に記載されている当社グループの当期の業績見通しは、本資料の日付時点において入手可能な情報による判断 及び仮定を前提にしており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。

以上

(7)

平成28年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

平成29年3月29日

上 場 会 社 名 株式会社オークネット 上場取引所 東

コ ー ド 番 号 3964 URL http://www.aucnet.co.jp/ 代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)藤崎 清孝

問合せ先責任者

(役職名)取締役 執行役員 コーポレート部門統括GM

(氏名)田島 伸和 (TEL)03(6440)2500 定時株主総会開催予定日 平成29年3月30日 配当支払開始予定日 ―

有価証券報告書提出予定日 平成29年3月31日 決算補足説明資料作成の有無 : 無

決算説明会開催の有無 : 無

 

(百万円未満切捨て) 1.平成28年12月期の連結業績(平成28年1月1日~平成28年12月31日)

(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)

売上高 営業利益 経常利益

親会社株主に帰属する 当期純利益

百万円 百万円 百万円 百万円

28年12月期 19,983 3.6 4,041 △3.8 4,115 △3.5 2,183 16.8 27年12月期 19,299 14.9 4,201 35.2 4,263 31.2 1,868 51.6 (注) 包括利益 28年12月期 2,159百万円 ( 5.9%) 27年12月期 2,039百万円 (62.8%)

  1株当たり

当期純利益

潜在株式調整後 1株当たり 当期純利益

自己資本 当期純利益率

総資産 経常利益率

売上高 営業利益率

28年12月期 90.77 ― 20.0 17.1 20.2

27年12月期 90.58 ― 22.7 18.4 21.8

(参考) 持分法投資損益 28年12月期 58 百万円 27年12月期 44 百万円 (注) 当社は、平成27年7月29日付で普通株式1株につき10株の株式分割、平成28年7月31日付で普通株式1株につき

20株の株式分割を行っております。「1株当たり当期純利益」につきましては、当該株式分割が前連結会計年度の 期首に行われたと仮定して算定しております。

 

(2)連結財政状態

総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

百万円 百万円

28年12月期 25,446 12,139 47.2 498.83

27年12月期 22,717 9,944 43.3 411.74

(参考) 自己資本 28年12月期 12,006 百万円 27年12月期 9,831 百万円 (注) 当社は、平成27年7月29日付で普通株式1株につき10株の株式分割、平成28年7月31日付で普通株式1株につき

20株の株式分割を行っております。「1株当たり純資産」につきましては、当該株式分割が前連結会計年度の期首 に行われたと仮定して算定しております。

 

(3)連結キャッシュ・フローの状況 営業活動による キャッシュ・フロー

投資活動による キャッシュ・フロー

財務活動による キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物 期末残高

百万円 百万円 百万円 百万円

28年12月期 5,771 △1,475 △1,546 12,460

27年12月期 8,050 150 △3,178 9,664

 

2.配当の状況

年間配当金 配当金総額

(合計)

配当性向 (連結)

純資産 配当率 (連結) 第1四半期末第2四半期末第3四半期末 期末 合計

百万円

28年12月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 0 ― ―

27年12月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 0 ― ―

29年12月期(予想) ― ― ― ― ― ― ― ―

 

(8)

3.平成29年12月期の連結業績予想(平成29年1月1日~平成29年12月31日)

(%表示は対前期増減率)

売上高 営業利益 経常利益

親会社株主に帰属 する当期純利益

1株当たり 当期純利益

百万円 百万円 百万円 百万円

通 期 21,346 6.8 4,044 0.1 4,114 △0.0 2,309 5.8 89.68 (注) 当社は、平成28年7月31日付で普通株式1株につき20株の割合をもって株式分割を行っております。連結業績予

想の「1株当たり当期純利益」につきましては、当該株式分割後の発行済株式数(自己株式数を除く)に基づき算 定しております。

決算短信(宝印刷) 2017年03月27日11時52分 2ページ(Tess 1.50(64) 20160317_01)

(9)

※ 注記事項

(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有   新規2社 (社名) Aucnet USA, LLC. Print Vision Inc.

 

(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有

 ② ①以外の会計方針の変更 : 無

 ③ 会計上の見積りの変更 : 無

 ④ 修正再表示 : 無

 

(3)発行済株式数(普通株式)

① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 28年12月期 25,569,000 27年12月期 28,877,000

② 期末自己株式数 28年12月期 1,500,000 27年12月期 5,000,000

③ 期中平均株式数 28年12月期 24,055,885 27年12月期 20,633,020 (注) 当社は、平成27年7月29日付で普通株式1株につき10株の株式分割、平成28年7月31日付で普通株式1株に

つき20株の株式分割を行っております。発行済株式数(普通株式)につきましては、当該株式分割が前連結会 計年度の期首に行われたと仮定して算定しております。

(参考) 個別業績の概要

1.平成28年12月期の個別業績(平成28年1月1日~平成28年12月31日)

(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益

百万円 百万円 百万円 百万円

28年12月期 9,385 △6.6 △657 ― 501 △57.7 118 △57.6 27年12月期 10,050 1.1 19 △95.7 1,184 △46.1 279 △80.4

  1株当たり当期純利益

潜在株式調整後 1株当たり当期純利益

28年12月期 4.93 ―

27年12月期 13.55 ―

(注) 当社は、平成27年7月29日付で普通株式1株につき10株の株式分割、平成28年7月31日付で普通株式1株につき 20株の株式分割を行っております。「1株当たり当期純利益」につきましては、当該株式分割が前事業年度の期首 に行われたと仮定して算定しております。

 

(2)個別財政状態

総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

百万円 百万円

28年12月期 14,829 6,419 43.3 266.73

27年12月期 15,528 6,246 40.2 261.59

(参考) 自己資本 28年12月期 6,419 百万円 27年12月期 6,246 百万円 (注) 当社は、平成27年7月29日付で普通株式1株につき10株の株式分割、平成28年7月31日付で普通株式1株につき

20株の株式分割を行っております。「1株当たり純資産」につきましては、当該株式分割が前事業年度の期首に行 われたと仮定して算定しております。

 

※ 監査手続の実施状況に関する表示

 この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続きの対象外であり、この決算短信の開示時点において、財務諸 表に対する監査手続きが実施中です。

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項

 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判 断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等 は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての 注意事項等につきましては、添付資料P.2「経営成績に関する分析」をご覧下さい。

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株式会社オークネット(3964) 平成28年12月期 決算短信

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○添付資料の目次

1.経営成績・財政状態に関する分析 ……… 2

(1)経営成績に関する分析 ……… 2

(2)財政状態に関する分析 ……… 4

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……… 5

(4)事業等のリスク ……… 5

(5)継続企業の前提に関する重要事象等 ……… 7

2.企業集団の状況 ……… 8

3.経営方針 ……… 10

(1)会社の経営の基本方針 ……… 10

(2)目標とする経営指標 ……… 10

(3)中長期的な会社の経営戦略 ……… 10

(4)会社の対処すべき課題 ……… 10

4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……… 10

5.連結財務諸表 ……… 11

(1)連結貸借対照表 ……… 11

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……… 13

(3)連結株主資本等変動計算書 ……… 15

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 17

(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……… 19

(継続企業の前提に関する注記) ……… 19

(会計方針の変更) ……… 19

(未適用の会計基準等) ……… 19

(表示方法の変更) ……… 19

(追加情報) ……… 20

(セグメント情報等) ……… 20

(1株当たり情報) ……… 22

(重要な後発事象) ……… 22

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1.経営成績・財政状態に関する分析

(1)経営成績に関する分析

① 当期の経営成績

 当連結会計年度(平成28年1月1日から平成28年12月31日まで)における我が国の経済は、政府の経済政策や日銀の 金融政策の効果により、大手企業を中心とした投資活動や雇用情勢、所得環境の改善が続く等、緩やかな回復基調で 推移しました。しかしながら、中国をはじめとする新興国等の景気減速、英国のEU離脱問題、米国の政権移行後の金 融政策等、世界経済は依然として先行き不透明な状況となっております。

 このような状況の中で当社グループは、「流通事業改革を実現する年」をスローガンとし、既存流通事業の更なる 成長のため、①「運営ノウハウ」、②「情報の信頼性」、③「最適なシステム」の三要素を事業コアとして、会員顧 客の獲得強化、更なるオークション流通の拡大、グローバル市場開拓による事業展開に注力し、多様化する会員顧客 のニーズに応えるべく努めてまいりました。

  こ の 結 果、 当 連 結 会 計 年 度 の 当 社 グ ル ー プ の 売 上 高 は、19,983,859 千 円 ( 前 年 同 期 比 3.6 % 増 )、 営 業 利 益 は、 4,041,159千円(前年同期比3.8%減)、経常利益は、4,115,913千円(前年同期比3.5%減)となり、親会社株主に帰属 する当期純利益は、2,183,455千円(前年同期比16.8%増)となりました。なお、セグメント別の業績は次のとおりで あります。

(イ) 四輪事業

 当連結会計年度における国内の自動車関連業界は、登録車については秋以降に投入された新型モデルの買い替え需 要が増加したものの、軽自動車については平成27年4月の軽自動車増税前の駆け込み需要の反動が続いたことに加え、 燃 費 不 正 問 題 に 伴 う 一 部 車 種 の 販 売 停 止 等 が 影 響 し た 結 果、 新 車 登 録 台 数 ( ※ 1) が 前 年 同 期 比 1.5 % 減 の 497 万 台、 中古車登録台数(※1)が同0.5%減の675万台、中古車オークション市場の出品台数(※2)が同0.4%増の721万台、 成約台数が同1.1%減の451万台と、新車市場、中古車市場ともにほぼ横ばいで推移しました。

 このような環境のもと四輪事業は、高年式・低走行車両の出品獲得強化のためメーカー系ディーラー、レンタル・ リース事業会社や大手買取店等に対して、中古車の下取りから換金業務までを請け負うBPO(※3)サービスを全国7 か所のバリューアップセンター(出品される車両を預かり、出品代行サービスを展開するための車両センター)で展 開 し、 オ ー ク シ ョ ン 流 通 拡 大 に 努 め ま し た。こ の 結 果、 当 事 業 の 売 上 高 は ( セ グ メ ン ト 間 の 内 部 売 上 高 を 含 む ) 10,859,335千円(前年同期比1.2%減)、営業利益は3,183,531千円(前年同期比12.6%減)となりました。

(※1)一般社団法人日本自動車販売協会連合会及び一般社団法人全国軽自動車協会連合会の統計資料より

(※2)ユーストカー総合版より

(※3)BPOとは、Business Process Outsourcingの略記であり、当社が持つオークション等の運営ノウハウを活用し   て、会員が持つ余剰在庫等の処分・換金を請け負うことです。

(ロ) デジタルプロダクツ事業

 情報機器端末等に係るオークション流通拡大のために、海外バイヤーの新規獲得強化及び中国における中古スマー トフォンの下取流通トライアルの開始、流通取引台数増加に対応すべく物流センター増床やデータ消去・検品業務等 の効率化等の施策の結果、取扱高は大きく前年を上回りました。この結果、当事業の売上高は5,483,905千円(前年同 期比35.1%増)、営業利益は3,023,440千円(前年同期比19.9%増)となりました。

(ハ) その他情報流通事業

 その他情報流通事業は、ブランドオークション事業とバイクオークション事業と花きオークション事業で構成され ています。

 ブランドオークション事業は、海外バイヤーの新規獲得強化、取扱商材の増加による流通量の拡大に取り組みまし た。

 バイクオークション事業は、小売支援サービスの利用促進強化による新規会員獲得、流通台数の拡大に注力しまし た。

 花きオークション事業は、ニーズに合わせた物流サービスの強化により、会員顧客の利便性を向上させました。   こ の 結 果、 当 事 業 の 売 上 高 は 2,555,071 千 円 ( 前 年 同 期 比 0.7 % 減 )、 営 業 利 益 は 625,610 千 円 ( 前 年 同 期 比 2.1 % 増)となりました。

(12)

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3

(ニ) その他事業

 当事業の売上高は(セグメント間の内部売上高を含む)1,931,911千円(前年同期比2.6%減)、営業損失は19,597 千円(前年同期は営業利益263,272千円)となりました。

② 今後の見通し

本日開示しました「東京証券取引所市場第一部への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」をご参照ください。 なお、上記の業績予想は、現時点で入手された情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は様々な要因によ り異なる可能性があります。

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(2)財政状態に関する分析

① 資産、負債及び純資産の状況 (資産)

当連結会計年度末における流動資産は、18,994,729千円(前連結会計年度末比21.8%増)となりました。これは 主として、現金及び預金の増加3,436,101千円、売掛金の増加107,346千円、オークション貸勘定の増加15,202千円、 繰延税金資産の増加56,401千円、未収還付法人税等の減少276,718千円、その他流動資産の増加20,881千円、貸倒引 当金の減少41,678千円によるものであります。

 固定資産は、6,451,336千円(前連結会計年度末比9.4%減)となりました。これは主として、建物及び構築物の 減少24,076千円、その他有形固定資産の減少104,478千円、のれんの償却による減少961,553千円、その他無形固定 資産の増加248,205千円、投資有価証券の増加69,995千円、長期繰延税金資産の減少67,709千円、その他の投資の増 加168,825千円、貸倒引当金の増加1,789千円によるものであります。

(負債)

当連結会計年度末における流動負債は、10,878,478千円(前連結会計年度末比4.1%増)となりました。これは主 として、買掛金の増加184,483千円、オークション借勘定の増加1,980,625千円、短期借入金の増加1,400,000千円、 一 年 内 返 済 予 定 の 長 期 借 入 金 の 減 少 2,959,000 千 円、 未 払 法 人 税 等 の 減 少 30,116 千 円、 賞 与 引 当 金 の 増 加 10,505 千 円、ポイント引当金の増加135,236千円、その他流動負債の減少294,442千円によるものであります。

固定負債は、2,428,071千円(前連結会計年度末比4.6%増)となりました。これは主として、役員退職慰労引当 金の減少591,601千円、ポイント引当金の減少132,494千円、退職給付に係る負債の増加44,689千円、その他固定負 債の増加785,010千円によるものであります。

(純資産)

当連結会計年度末における純資産は、12,139,516千円(前連結会計年度末比22.1%増)となりました。これは主 として、資本金の増加38,788千円、資本剰余金の減少1,162,953千円、利益剰余金の増加2,141,949千円、自己株式 の消却による増加1,201,742千円によるものであります。

② キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2,796,100千円増加し、12,460,837千 円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度において営業活動により獲得した資金は5,771,425千円となりました。収入の主な内訳は、税金等 調整前当期純利益4,103,939千円、オークション借勘定の増減額1,980,625千円、のれん償却額961,553千円であり、 支出の主な内訳は、売上債権の増減額△83,381千円、役員退職慰労引当金の増減額△591,601千円、法人税等の支払 額△1,988,722千円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度において投資活動により支出した資金は△1,475,850千円となりました。収入の主な内訳は、定期 預金の払戻による収入270,000千円、貸付金の回収による収入85,814千円であり、支出の主な内訳は、定期預金の預 入 に よ る 支 出 △ 910,000 千 円、 無 形 固 定 資 産 の 取 得 に よ る 支 出 △ 598,305 千 円、 関 係 会 社 株 式 の 取 得 に よ る 支 出 △ 141,869千円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度において財務活動により支出した資金は△1,546,151千円となりました。収入の主な内訳は、短期 借入金の純増減額1,400,000千円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出△2,959,000千円であり ます。

(14)

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5  (参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移

平成27年12月期 平成28年12月期

自己資本比率(%) 43.3

時価ベースの自己資本比率(%) ― ―

キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(年)

0.4 0.3 インタレスト・カバレッジ・

レシオ(倍)

109.1 125.0  (注)1.各指標の算出方法は以下のとおりです。

  自己資本比率 :自己資本/総資産

  時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産

  キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー   インタレスト・カバレッジ・レシオ :営業キャッシュ・フロー/利払い

2.いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。

3.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。 4.営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フ

ロー及び利息の支払額を使用しております。

5.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象とし ております。

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

 当社は、将来の事業展開と経営体質の強化及び設備投資等に備えた内部留保を確保しつつ、株主の皆様に継続的な 配 当 を 実 施 す る こ と を 基 本 方 針 と し て お り ま す。上 場 後 は、 内 部 留 保 の 充 実 を 図 っ た 後 に、 総 合 的 に 勘 案 し な が ら、 連結配当性向30%を目標として、中間配当と期末配当の年2回の配当を行う予定です。

 なお、剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。中間 配当については、会社法第454条第5項に基づき、取締役会の決議によって、毎年6月30日を基準日として、中間配当 をすることができる旨を定款に定めております。

(4)事業等のリスク

① 四輪事業への業績依存

現在、自動車流通市場は成熟しており更なる成長の余地は大きくないと考えられます。当社グループは、国内の 自動車流通市場の成長とともに創業期から主力事業である四輪事業を展開しておりますが、顧客会員の伸び悩みや 出品・成落札台数の減少や成約率の低下に直面しております。こういったマイナス傾向のために、良質な出品車両 の確保が困難になり、更には、会員の参加が減少し魅力のないオークションとなる場合があります。

今後、商品・サービスにおいて競合他社を凌駕し市場シェアを拡大させることができなければ、収益の減少、成 長性の低下を招き、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

② デジタルプロダクツ事業への業績依存

第二の主力事業として「スマートフォン」や「タブレット」等の情報機器端末を扱うデジタルプロダクツ事業の 成長に注力しておりますが、情報機器端末が思うようにオークション出品に調達できない場合や商品の供給が不足 する場合は、オークション手数料収入が減少し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があ ります。

 ③ 競合について

当社グループはオークション関連事業を行っておりますが、同業他社等多くの企業が事業展開しております。現 在、当社グループはインターネットを通じたオークションシステムの提供等により、業界内では一定の実績を挙げ ておりますが、急激な技術革新、サービス競争の激化、ニーズの多様化等が生じた場合、新規参入事業者等により、 新たな高付加価値サービスの提供等がなされ競争が激化した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影 響を及ぼす可能性があります。

 ④ インターネット及びコンピュータシステム等の障害について

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当社グループは、インターネットシステムを通じてオークション開催を提供しており、また管理業務全体は、イ ンターネットを通信手段としてシステムを構築しております。当社グループでは、コンピュータシステムの拡充と 安定性の確保には多大な努力をしておりますが、システムへの予想を越えるアクセス数の増加による過負荷、機器 や ソ フ ト ウ ェ ア の 不 具 合、 人 為 的 ミ ス、 回 線 障 害、 コ ン ピ ュ ー タ ウ ィ ル ス、 ハ ッ カ ー 等 の 悪 意 の 妨 害 行 為 の ほ か、 停電、自然災害によってもシステム障害が起こる可能性があり、オークション開催に支障をきたす可能性がありま す。

当社グループでは、さまざまなシステム障害対策を講じてはおりますが、何らかの理由により障害が発生した場 合、オークションサービス停止による収益機会の喪失、顧客やユーザーからの信頼性低下などにより、当社グルー プの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

⑤ 新事業・分野への進出

既存事業の強化・拡大の他に、更なる成長のため、新規事業・分野への進出も積極的に行っておりますが、提携 や買収により、知り得ない偶発債務もしくは簿外債務、経営上の重大な問題など不確定な要素が存在する場合や事 業拡大に伴い複雑化する組織を統制するための経営負担が増し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及 ぼす可能性があります。

⑥ 資産の減損

当社グループが保有する資産において将来キャッシュ・フローにより資産の帳簿価額を回収できないと判断され る場合は、帳簿価格を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上する必要があります。当社が保 有する資産において減損損失を計上する必要になる場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす 可能性があります。

⑦ 有価証券の資産価値の変動

当社グループは、上場及び非上場の有価証券を保有しております。このため時価を有する有価証券については株 式市場の動向により、時価のない株式については投資先会社の財政状況により、売却損及び評価損が発生し、当社 グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

⑧ 事業の国際化に伴うリスク

当社グループは、香港に海外子会社を有しておりますが、連結財務諸表の作成において、為替変動の影響を受け る場合があります。また、現地の政治的、経済的な社会情勢の変化、予期しない税制等各種法規または規制の変更 が当社及び現地子会社の業績に影響を及ぼし、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があり ます。

⑨ 災害時のリスク

地震、台風、津波等の自然災害や火災等の事故災害が発生し、当社グループの拠点などが被災した場合、サービ スの提供ができなくなり、流通に関わる手数料収入が減少し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼ す可能性があります。

⑩ 訴訟リスク

当社グループは、各事業分野において、事業運営に関する訴訟リスクが継続的に存在します。訴訟本来の性質を 考慮すると係争中または将来の訴訟の結果は予測不可能であり、係争中または将来の訴訟のいずれかひとつでも不 利な結果に終わった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

⑪ 個人情報管理について

当社グループのオークションは会員制オークションであり、会員の多くは中古自動車販売業等を営んでおります。 こ れ ら の 会 員 の 情 報 は、 個 人 情 報 が 含 ま れ て い る た め、 当 社 で は 個 人 情 報 の 取 扱 い と 管 理 に は 細 心 の 注 意 を 払 い、 情報管理の重要性を周知させるべく全従業員に対し研修等を行い、社内でのルール化やその手続の明確化・徹底化 を図っております。また、当社は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関して、一般財団法人日本 情報経済社会推進協会(JIPDEC)が企業のISMSがISO/IEC 17799に準拠していることを認証する「ISMS適合性評価制 度」を取得し、個人情報の管理に留意しております。

しかしながら、当社が扱う情報について、外部からのアクセス、システム運用における人的過失、従業員の故意 による顧客情報の漏洩、消失、改竄または不正利用等が生じる可能性があり、そのような事態に適切に対応できず 信用の失墜または損害賠償請求による損失が発生した場合には、当社グループの事業活動が制限される恐れがあり、 当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

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7

⑫ 公的規制

当社グループは、国内において、古物営業法の法的規制の適用を受けております。当社グループでは、法的手続 きによる権利の保全にも万全を期しておりますが将来において、現在予測し得ない法的規制が設けられる可能性が あり、これらの法的規制の掛かる指摘を受けた場合、当社グループの事業活動が制限される恐れがあり、当社グル ープの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

また、古物商及び古物市場主の許可に関して有効期限の定めはありませんが、古物営業法第6条及び第24条に規 定された要件に該当し、業務の停止又は許可の取消し等を命じられた場合、当社グループの事業活動が制限される 恐れがあり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(5)継続企業の前提に関する重要事象等   該当事項はありません。

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2.企業集団の状況

当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりです。

尚、持分法適用会社である、株式会社ブランコ・ジャパンは、データ消去ソフト等の提供を行っております。

(1) 四輪事業

当社は、情報流通支援サービス(当社が主催する中古車オークションであるTVAAと中古車小売支援サービス)とネッ トワークAA(提携現車会場オークションをリアルタイムで接続するライブ中継オークション)を中古自動車取扱事業 者に会員制として提供しております。連結子会社である、株式会社アイオークは、全国の中古車オークション会場に 出品される車両の落札代行事業を行っております。連結子会社である、株式会社AISは、中古車と中古バイクの車両検 査及び車両検査技能に関する研修業務を行っております。連結子会社である、株式会社オークネット・セールスアン ドサポートは、四輪の新規入会営業を行っております。連結子会社である、株式会社オーク・フィナンシャル・パー トナーズは、中古車保障サービス事業を行っております。

(2) デジタルプロダクツ事業

連結子会社である、株式会社オークネットデジタルプロダクツは、スマートフォンのデータ消去関連事業と情報機器 端末等のオークションを運営しております。

(3) その他情報流通事業

その他情報流通事業は、以下の連結子会社で構成されています。連結子会社である、株式会社オークネット・モータ ーサイクルは、中古バイクオークション及び関連業務を運営しております。連結子会社である、株式会社オークネッ ト・アグリビジネスは、花き・鉢物オークション及び関連業務を運営しております。連結子会社である、株式会社オ ークネット・コンシューマープロダクツは、ブランド品オークション及び関連業務を運営しております。

(4) その他事業

 当社の新規・国際事業の他に、以下の連結子会社で構成されています。連結子会社である、株式会社ランマートは、 各 種 自 動 車 用 品、 ノ ベ ル テ ィ 等 の 自 動 車 販 売 店 向 け ア イ テ ム の 通 信 販 売 事 業 を 行 っ て お り ま す。連 結 子 会 社 で あ る、 株式会社オークネット・アイビーエスは、Web関連ソリューション事業を行っております。連結子会社である、JBTV株 式会社は、衛星通信サービス事業及びヘルプデスクサービス等を行っております。連結子会社である、株式会社オー ク ネ ッ ト メ デ ィ カ ル は、 中 古 医 療 機 器 オ ー ク シ ョ ン 及 び 関 連 業 務 を 運 営 し て お り ま す。連 結 子 会 社 で あ る、 AUCNET HK LIMITEDは、東南アジア攻略のための戦略拠点と位置づけております。

   

(18)

株式会社オークネット(3964) 平成28年12月期 決算短信

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3.経営方針

(1)会社の経営の基本方針

 当社及び当社グループは、以下の経営理念及び経営行動方針を定めております。

 ① 経営理念

本物主義 「本物のサービスとは何か」を常に追求し、業界の発展並びに社会生活の向上に貢献する。

② 経営方針 経営行動方針 (a) 顧客中心主義 (b) イノベーション主義 (c) 行動主義

(d) スピード主義

(e) コミュニケーション重視主義

(2)目標とする経営指標

 当社グループは、重視すべき経営指標を自己資本当期純利益率(ROE)とし、健全な財務体質を維持し、資本効率の向 上に取り組んでまいります。

(3)中長期的な会社の経営戦略

 当社グループは、昭和60年に世界初の中古車TVオークションからその事業をスタートさせて以来、中古バイクオ ー ク シ ョ ン、 切 花 ・ 鉢 物 オ ー ク シ ョ ン、 中 古 PC オ ー ク シ ョ ン、 ブ ラ ン ド 品 オ ー ク シ ョ ン な ど 関 連 し た 事 業、 分 野、 地域に拡大してまいりました。当社グループが目指すのは、「世界中の人々が安心して取引できる新しいネット流 通 サ ー ビ ス を 提 供 し 続 け る 」 こ と で す。当 社 グ ル ー プ は、 ① 既 存 事 業 の 事 業 改 革 と コ ス ト 改 善 ② 新 規 事 業 の 展 開

(新分野・事業・商材・地域への積極的な展開・投資)③新技術の追求(次世代流通システムへの開発と展開)④ 既存リソースの展開と活用(最適なシステム、運営ノウハウ、情報の信頼性)により、更なる成長企業となるべく グループ全体事業戦略(中期経営計画)を遂行しております。

(4)会社の対処すべき課題

当 社 グ ル ー プ は、 昭 和 60 年 に 中 古 車 オ ー ク シ ョ ン 業 界 に 世 界 で 初 め て ネ ッ ト 型 オ ー ク シ ョ ン で あ る TVAA を 投 入 し、 事業者向けオークションの運営にて独自のマーケット・ポジションを確立してまいりました。その後、中古車オーク ションで培ってきた「最適なシステム」、「運営ノウハウ」、「情報の信頼性」を活用し、バイクオークション、花 きオークション、中古PCオークション、ブランド品オークションなど関連した事業、さまざまな分野へ領域をひろげ てきました。

また、当社では、「本物主義」を経営理念として、全社一丸となって、創造的で付加価値の高いサービスを提供す る こ と に よ る 企 業 価 値 向 上 を 事 業 活 動 の 基 本 と し て お り、 こ う し た 経 営 理 念 の 具 現 化 を 通 じ て、 株 主 や 顧 客 の 皆 様、 従業員等の企業利害関係者(ステークホルダー)の信頼に答えていきたいと考えております。

そのようななか、中期的な成長を実現するための経営課題としては、①四輪事業の更なる強化・拡大、②四輪事業 以外の事業基盤の確立が対処すべき経営課題として取り組んでおります。

(5)その他、会社の経営上重要な事項   該当事項はありません。

4.会計基準の選択に関する基本的な考え方

 当社グループは連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務 諸表を作成する方針であります。

なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。

(20)

株式会社オークネット(3964) 平成28年12月期 決算短信

11 5.連結財務諸表

(1)連結貸借対照表

(単位:千円) 前連結会計年度

(平成27年12月31日)

当連結会計年度 (平成28年12月31日) 資産の部

 流動資産

  現金及び預金 9,897,767 13,333,868

  売掛金 746,898 854,244

  オークション貸勘定 3,340,394 3,355,597

繰延税金資産 162,063 218,465

  未収還付法人税等 381,232 104,514

  その他 1,148,006 1,168,888

  貸倒引当金 △82,526 △40,848

  流動資産合計 15,593,837 18,994,729

 固定資産   有形固定資産

  建物及び構築物 612,901 604,297

  減価償却累計額 △196,282 △211,755

  建物及び構築物(純額) 416,619 392,542

  土地 797,076 797,076

  その他 1,149,052 1,037,942

  減価償却累計額 △897,456 △890,823

  その他(純額) 251,596 147,118

  有形固定資産合計 1,465,292 1,336,736

  無形固定資産

  のれん 2,403,883 1,442,330

  その他 622,157 870,362

  無形固定資産合計 3,026,040 2,312,692

  投資その他の資産

  投資有価証券 1,081,408 1,151,404

  繰延税金資産 398,740 331,031

  その他 1,230,237 1,399,063

  貸倒引当金 △77,802 △79,591

  投資その他の資産合計 2,632,584 2,801,907

  固定資産合計 7,123,917 6,451,336

 資産合計 22,717,754 25,446,066

決算短信(宝印刷) 2017年03月27日 11時52分14ページ(Tess 1.50(64) 20160317_01)

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株式会社オークネット(3964) 平成28年12月期 決算短信

(単位:千円) 前連結会計年度

(平成27年12月31日)

当連結会計年度 (平成28年12月31日) 負債の部

 流動負債

  買掛金 290,482 474,965

  オークション借勘定 4,506,987 6,487,612

  短期借入金 ― 1,400,000

  1年内返済予定の長期借入金 2,959,000 ―

  未払法人税等 1,019,090 988,974

  賞与引当金 64,961 75,467

  ポイント引当金 11,428 146,664

  その他 1,599,235 1,304,793

  流動負債合計 10,451,185 10,878,478

 固定負債

  退職給付に係る負債 1,453,503 1,498,192

  役員退職慰労引当金 591,601 ―

  ポイント引当金 132,494 ―

  その他 144,868 929,878

  固定負債合計 2,322,467 2,428,071

 負債合計 12,773,653 13,306,549

純資産の部  株主資本

  資本金 100,000 138,788

  資本剰余金 6,828,338 5,665,384

  利益剰余金 4,255,609 6,397,559

  自己株式 △1,716,775 △515,032

  株主資本合計 9,467,173 11,686,700

 その他の包括利益累計額

  その他有価証券評価差額金 340,923 318,595

  為替換算調整勘定 22,974 31,549

退職給付に係る調整累計額 ― △30,596

  その他の包括利益累計額合計 363,897 319,548

 非支配株主持分 113,030 133,267

 純資産合計 9,944,101 12,139,516

負債純資産合計 22,717,754 25,446,066

(22)

株式会社オークネット(3964) 平成28年12月期 決算短信

13

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 連結損益計算書

(単位:千円) 前連結会計年度

(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

当連結会計年度 (自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

 売上高 19,299,275 19,983,859

 売上原価 6,443,264 7,002,682

 売上総利益 12,856,010 12,981,176

 販売費及び一般管理費 8,654,856 8,940,017

 営業利益 4,201,154 4,041,159

 営業外収益

  受取利息 26,409 8,589

  受取配当金 34,641 28,904

  持分法による投資利益 44,013 58,160

  貸倒引当金戻入額 33,448 62,166

  その他 30,011 21,831

  営業外収益合計 168,524 179,653

 営業外費用

  支払利息 73,181 41,747

為替差損 1,712 59,694

  貸倒引当金繰入額 30,000 ―

  その他 1,211 3,457

  営業外費用合計 106,106 104,899

 経常利益 4,263,573 4,115,913

 特別利益

  投資有価証券売却益 ― 1,656

  関係会社株式売却益 ― 386

  段階取得に係る差益 85,138 ―

  その他 2,656 42

  特別利益合計 87,795 2,084

 特別損失

  固定資産除却損 2,896 14,057

  投資有価証券評価損 7,870 ―

  関係会社株式評価損 129,354 ―

  退職給付費用 283,722 ―

  その他 55,145 ―

  特別損失合計 478,991 14,057

 税金等調整前当期純利益 3,872,377 4,103,939

 法人税、住民税及び事業税 1,799,712 1,853,730

 法人税等調整額 193,829 46,516

 法人税等合計 1,993,541 1,900,247

当期純利益 1,878,835 2,203,692

 非支配株主に帰属する当期純利益 9,987 20,237

 親会社株主に帰属する当期純利益 1,868,848 2,183,455

決算短信(宝印刷) 2017年03月27日 11時52分16ページ(Tess 1.50(64) 20160317_01)

(23)

株式会社オークネット(3964) 平成28年12月期 決算短信

連結包括利益計算書

(単位:千円) 前連結会計年度

(自 平成27年1月1日 至 平成27年12月31日)

当連結会計年度 (自 平成28年1月1日

至 平成28年12月31日)

当期純利益 1,878,835 2,203,692

 その他の包括利益

  その他有価証券評価差額金 167,167 △22,327

  為替換算調整勘定 △6,603 8,574

退職給付に係る調整額 ― △30,596

  その他の包括利益合計 160,563 △44,349

 包括利益 2,039,399 2,159,343

  (内訳)

  親会社株主に係る包括利益 2,029,411 2,139,106

  非支配株主に係る包括利益 9,987 20,237

参照

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②上記以外の言語からの翻訳 ⇒ 各言語 200 語当たり 3,500 円上限 (1 字当たり 17.5

設備がある場合︑商品販売からの総収益は生産に関わる固定費用と共通費用もカバーできないかも知れない︒この場

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事業の財源は、運営費交付金(平成 30 年度 4,025 百万円)及び自己収入(平成 30 年度 1,554 百万円)となっている。.

 同一条件のエコノミークラ ス普通運賃よ り安価である ことを 証明する

*一般社団法人新エネルギー導入促進協議会が公募した 2014 年度次世代エネルギー技術実証事